一行はファストパスを使ってスプラッシュマウンテンに乗り、写真のプロシュートが半目でみんな爆笑したため、プロシュートがグレートフルデッドを発動し、あわや大惨事となった。（写真は購入済み）

一行は近くのシンデレラ城に寄ってみることにした。
フェアリーテールホールに辿り着いた一行。
ホル「ガラスの靴で写真撮ろうぜ！」
「なんでホルマジオがガラスの靴に足入れようとするの！？」
大きくて明らかに入らない足をガラスの靴に乗せるホルマジオ。
メロ「シンデレラ、こっち向いて〜♪」
ホル「私の足にぴったり（裏声）」
ホルマジオ、リトルフィートで自分の足を小さくする。
イル（無理矢理足の大きさを合わせるシンデレラのお姉さんと一緒だ）
「このフェアリーゴッドマザーの絵の前でフラッシュ焚いて写真を撮ると、魔法がかかってるみたいになるんだよ」
メロ「ギアッチョとちゃん一緒にそこに立って立って〜」
「わーい」
ギア「嫌だよ！」
ギアッチョは絵の前に引きずっていかれ、無理矢理魔法をかけられた。
イル（標的にされなくてよかった。終わるまで鏡に入ってよ）
玉座の写真スポットを見つけたホルマジオ。
ホル「あそこでも写真撮ろうぜ！」
イル（シンデレラの次は王様の真似事か）（鏡の中から）
メロ「じゃ、リーダーからね〜」
リゾット、無言でうなずき、玉座へ向かい、リビングの椅子のように普通に玉座に腰かけた。（ミニーちゃんの耳つき）
「違う！　それじゃダメ！　脚を組んで！　もっとふんぞり返って！」
イル（シンデレラの王様ってそういう王様じゃないよね）
リゾット、オロオロしながら指示に従う。
メロ「はい！　撮るよ〜！　じゃあ、もうちょっとターゲットを殺るときみたいな顔で〜」
こうしてメローネのカメラには、リゾットの玉座ふんぞり写真が収められた。
全員の玉座写真（イルーゾォ除く）を撮り終わった頃、ダンスホールの真ん中でカップルがシンデレラと王子がダンスをしているようなポーズで写真を撮っているのに、メローネが気付いた。
メロ「あれいいじゃーん！　ちゃんとプロシュートやってよ！」
プロ「仕方ねえな、おら、来い」
「ええ！？　兄貴一緒に撮ってくれるんですか！？」
プロシュート、とホールの真ん中でポーズを取る。
「ヤバイ！　夢みたい！　死んでもいい！！」
メロ「撮るまで死なないでね〜」
メローネ、シャンデリアが写るように床に這いつくばって、煽り写真を撮る。
「メローネは撮らなくていいの？」
メロ「え〜そうしたらね、ギアッチョとフェアリーゴッドマザーの前で撮りたいな」
ギア「またかよ！　なんで俺なんだよ」
メロ「絵になるからw　それとも真ん中で一緒にダンスのポーズする？」
ギア「…フェアリーゴッドマザーで」
「じゃあ、カメラ預かるよー」
「ギアッチョもっと笑って〜」
メローネ、ギアッチョの手を掴んで、笑顔で万歳する。
リゾ「微笑ましいな」
ホル「あ〜楽しかったな〜」
「あれ？　そういえばイルーゾォは？」
イルーゾォ、さりげなく鏡から出てくる。
イル「ずっと居たでしょ」
一行はシンデレラ城を後にした。

ポップコーンを買って（ミニーちゃんのリボン型バケット）みんなで食べながら移動する一行。
バケットはリーダーが管理している。
「リーダー、めっちゃミニーちゃん推しの人になってるじゃん、超カワイイ！」
メロ「写真撮っとこー」
ホル「次、何乗る？」
ペシ「ダンボがありますよ！　メリーゴーランドも」
ホル「ダンボは混んでるから、メリーゴーランドにするか？」
メロ「え〜！　ダンボに乗ったギアッチョ撮りたかった〜！」
リゾ「しかし、お土産の時間も取りたいし、夜のパレード待ちの時間もあるから、あまり余裕がないだろう」
メロ「そっか〜。エレパレは良いところで見たいもんね〜。じゃあギアッチョ、馬車に乗ってね！」
一行はメリーゴーランドの列に並んだ。
列はスムーズに進み、暗チ一行は全員メリーゴーランドに乗り込んだ。
「もっとクセを出して走れw」
「俺だけの時間だぜw」
ホル「僕はまだマイナスなんだ！　ゼロに向かって歩きたいw」
メロ「『飢えなきゃ』勝てない。ただしあんなギアッチョなんかより、ずっとずっともっと気高く飢えなくてはw」
騒いでいるメンバーから少し離れて、リゾットが一点見つめながら、乗っている。
イル「リーダー楽しい？」
リゾ「ああ、とても」

メリーゴーランドではしゃいだ一行は、パレードの前にお土産を買うことにした。
リゾ「１時間後には、パレードの場所取りを始めるので、それまでにここに集合することにしよう」
一行は、昼をパレードを見たところで、再集合することにして、解散した。

１時間後。
早めに集合場所に戻っていたと。
辺りは少し暗くなってきた。
「なんかさー、めっちゃ光ってる塊が近付いてくるんだけど、何かな？」
「キラキラを売って歩いてるお姉さんとかいるから、そのワゴンかな？」
メロ「ただいま〜」
「お前か！」
「なんでそんな光ってるの！？」
メローネは頭から腕までエレクトロリカルパレード用の光る装飾品を身に付け、袋にたくさんの光るステッキを入れて、回りのパレ待ちの人たちがざわめくレベルでピカピカしている。
メロ「みんなの分も買ってきたんだよ〜。はい、二人の分のステッキ」
「お前がもうパレードの一部になってるわ」
続々と帰ってくるメンバーにメローネはステッキを手渡し、９人組の異常なピカピカ集団が出来上がった。
そこへちょうどソルベとジェラートが通りがかった。
ソル「あの光ってる集団なんだ？」
ジェラ「あら？　みんなじゃない？」
二人はメンバーに近づいていった。
ジェラ「すごい格好ね」
「あ！　ジェラ姉さん、ベールつきのミニーちゃんの耳つけてる！　かわいい！」
ジェラ「あら、ありがと」
ソル「すげえ遠くからでもよく見えたぞ」
メロ「いいでしょ〜。エレパレ見るんだ〜」
ホル「そうだ！　お前らも一緒に見ようぜ」
「ダメだよ！　せっかくのロマンティックシーンなんだから、２人で見てきなよ！」
メロ「あ〜そっか〜」
ソル「そうだな」
ジェラ「じゃあ、みんなも楽しんでね。またあとでホテルでね」
ホル「俺も恋人と見たかった〜！」
パレードが始まると、異様なピカピカ集団は、またしてもキャラクターたちからたくさん手を振ってもらえました。
そのあと、プロジェクションマッピングのショーも観賞し、ヘトヘトの一行はホテルに戻った。
一日中はしゃいでいたホルマジオとメローネは、珍しく即寝した。
ペッシは思わずたくさん買ってしまったニモのグッズを頑張ってカバンに詰めていた。
「あ！　ペッシ、ニモ買ったの？　かわいい〜」
ペシ「はい、つい…」
「デスティニーのぬいぐるみリュック買ったの？　似合うよ、明日持っていきなよ〜！」
ペシ「ええ！　そうですか？」（ちょっと照れ）

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