ある日のこと、いつもは「俺はおまえに近づかない」のリゾットが珍しく返り血を浴びてしまい帰ってきた。
リゾ「家政婦たちに見られるわけにはいかないな。すぐ服を処分してシャワーを浴びてしまおう」
バスルームに向かい、ズボンを脱いでごみ袋に詰めるリゾット。
バスルームの扉が少しだけ開いていることに彼は気づいていなかった。
そこへが洗濯籠を置きに来た。
「あれ？リゾット帰ってき…脚ィ…┌(┌^o^)┐」
リゾ「（ゾワッ…）メタリカ！」
背後から殺気を感じたリゾットは反射的にスタンドを発動した。
「うげぇーっ！」（口から大量の剃刀の刃が落ちる)
リゾ「何！？」
血だらけのにリゾットが駆け寄った。
リゾ「すまない！敵がいると思った方向にお前がいるとは…」
「いいんです、これは天罰です（遠い目）」
リゾ「まずい…ど、どうすれば」
騒々しい音にメローネが部屋から出てくる。
メロ「どうしたの？うわ！なにこれ」
血みどろのの横に、上着と頭巾だけでズボンを履いていないリゾットが寄り添っていた。
リゾ「メローネ！殺気を感じて、メタリカを発動したら、そこにちょうどが…」
メロ「あ…（リゾットの生足にすべてを悟る）たぶん、スパイとかはいないと思うよ」
リゾ「早く鉄分を補給しないと。しっかりしろ（の頬を叩く）」
メロ「鉄分と言えば、レバーだよぉ！確か冷蔵庫にパテ用に買ったのがなかったっけ？」（悪ノリ）
「レバーは…レバーはやめてください（レバー嫌い）」
リゾ「レバーだな、よし探してくる」
リゾットは上着と頭巾だけのまま、キッチンへ走った。
リゾット、生のレバーを見つけて持ってくる。
リゾ「これだな！さあ食べるんだ！早く！」
リゾット、塊のままのレバーをの口に押し付ける。
「うぅ。無理です。生の丸かじりは無理です」
メロ「わがまま言っちゃだめだよ。死んじゃうよー（半笑い）」
「ホウレンソウじゃダメなんですか。ほうれん草じゃ…」
メロ「吸収率が違うでしょ？（半笑い）」
リゾ「さあ口を開けろ」
メロ「うわーこの構図、なんか興奮してきちゃう」

一方家の前で。
買い出しから帰ってきたとホルマジオ
「ぎゃあああああああ！髪にカビが生えた人が血だらけで倒れてるー！！え？なんで剃刀食べてんの？怖い！！」
ホル「うわああああ！見るな！見るな！」
急いで家に入る。
ホル「リーダー、何があったんだよ、外で男が、うわああああああ！」
「ホルマジオどうしたの？ぎゃあああああああああ！が！！、しっかりして！」
ホル「何やってんだよ！なんだよ、そのレバー！」
リゾ「鉄分が足りない！」
ホル「にメタリカ使ったのか！？」
メロ「だから、レバーで鉄分補給しようと思って（半笑い）」
ホル「アホか！！それならサプリメントが一番手っ取り早いだろ！」
メロ「（チッ…面白いところだったのに）」
「とりあえず、こんな廊下じゃなくてベットに運んで！」
ホル「メローネ、サプリ買ってこい！サプリ」
メロ「りょーかい」
「リゾットはタオル用意して！」
リゾ「わかった」
こうして、は無事、とホルマジオの手によって救助され、介抱された。
「洗濯が…洗濯物が洗濯機に入りっぱ…（遺言）」
ホル「そんなの俺とでやっとくから、おとなしくしてろ」

の遺言を果たすため、慣れない洗濯物干しにいそしむとホルマジオ。そこへメローネが帰ってきた。
メロ「にサプリメントあげてきたよー。あと、廊下にパンツ落ちてたよー」
パンツを人差し指で回しながら、メローネ登場。
ホル「うわ！何やってんだよ！」
「それ誰のパンツ！うちらのだったら、履けない、もう」
メロ「うーん、ギアッチョのだね」
ホル「うわ！」
「黙っといてあげようね」
???「すみませーん。下に洗濯物落ちてるんですけど、お宅のじゃありませんか？」
「え？あ、すみませんー今、取りに行きますー」
ホル「慣れないことするもんじゃねえな」

「ありがとうございました」
???「いえいえ、全然良いんですよー」

ホル「大丈夫だったかー？」
「ギアッチョの靴下だったｗｗｗｗｗてか拾ってくれた青年、めっちゃかわいい。髪の毛も紫で超きれいだし、そばかすとかあってさー、ヤバい」
ホル「ギアッチョばろすｗｗｗｗｗ」


その日の夕方。
の手によって、洗濯物が取り込まれ、畳まれて、各自の部屋に届けられた。
ギア「おい！なんだぁ！？このぐちゃぐちゃの洗濯物はよお！なめてんのか！」
「なめてません。精一杯やった結果です（清々しい顔）」
ギア「ふざけんな！こんなの着られるかよ！！」
と言いながら、洗濯物を自分の部屋にしまう。
プロ「同感だな。洗い直せ」
とに突き返す。
「はい、兄貴！」
プロ「お前の兄貴じゃない」
その騒動に紛れて、イルーゾォはそっと出来上がった服を洗濯籠へ戻した。
ジェラ「もぉ、こんなこともできないんじゃお嫁にいけないわよぉ？」
と言って、ソルベと自分の分を畳みなおして、部屋にしまう。
ペシ「連絡して呼び戻してくれたら、俺も手伝いましたのに」
「いいんだよ、ペッシ。なんて優しい子なの」
ペッシは自分の分を畳みなおして、部屋に戻した。
メロ「大変だったね、ありがとー」
と普通に受け取り、クローゼットに入れた。
リゾ「すまない。悪かったな」
「事故だから、いいよいいよ、気にしないで」
リゾットも特に気にせず、洗濯物を受け取った。
ホル「お前ら、ぶーぶー言うなよ！大変だったんだからな、血だらけの廊下掃除したり、レバー片づけたり。洗濯物腐んなかっただけ、良いと思えよ」
ホルマジオは畳んであった服をぐちゃぐちゃと丸めて、自分の部屋に放った。
ホル（なんとかなって良かったな。明日にはも元気になるだろうし。）
ホルマジオはからコーヒーを貰い、部屋でくつろいだ。
ホル（そういえば…リーダー。頭巾と上着だけで、パンツ一丁だったな…）

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